現在感染拡大を続ける新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点より当院では、来院患者様全員にアルコール製剤による手指消毒、治療前にポピドンヨード(イソジンガーグル)での60秒間の含嗽をお願いしております。
また、当院スタッフも今まで以上に患者さん毎に入念な手洗いを行い、次亜塩素酸水による診療台を含めた消毒、また定期的な換気を行っております。
下記に該当する方は治療の延期をお願いしておりますので、事前に連絡の程をお願いします。
・現在、および過去14日間で37,5℃以上の熱がある方。
・現在、および過去14日間で咳や息苦しいなどの呼吸器症状があった方。
・現在、および過去14日間に嗅覚や味覚に異常があった方。
・過去14日間の間に新型コロナウィルスに感染した人と接触した方。
・過去14日間の間に発熱や呼吸器症状がある人と接触した方
・同居人が自宅隔離を要請されていたり、濃厚接触者の方。
連絡先電話番号:045-933-5700
緊急事態宣言下では不要不急の歯科治療を避けるように、厚生労働省からお知らせが出ていますが、歯の治療で基本的には不要な治療というものは存在しません。しかし切りのいいところで治療を中断することは可能です。歯の根の治療などご自身の判断で治療を中断すると抜歯せざるを得なく場合もあります。かかりつけの先生に現在の状況が「切りのいい状態であるか」を確認することが大事といえます。
現在訪問歯科診療で口腔ケアなども、新型コロナウィルス感染症の影響で延期されていると聞いております。ご高齢の方にとって誤嚥性肺炎は死因の大きな原因となっています。歯単体で見ると、治療の切りが良くても、口腔ケア・定期検診は患者様のQOLにかかわる大事な治療の一環です。一刻も早い新型コロナウィルス感染症の終息を願っています。
歯科治療において使用する、タービン(歯を削る道具)や超音波スケーラー(歯石を超音波振動で取る器具)は「エアロゾル」という菌体を含んだ粒子を空気中に放出することが知られています。そこで診療中に生じるこうしたエアロゾルに対しては十分な換気や、口腔外バキュームと呼ばれる吸引機を使用して対処しています。
使用する器具に関しては交換し、滅菌を行っています。もともと歯科医院で治療の対象の疾患の多くは感染症なのでどこの歯科医院でも感染症の対策は十分に取り組んでいることと思います。しかし新型コロナウィルス感染症は感染ルートが特定されていない患者さんが半数以上占めており、感染力が強いことがわかっています。そのため患者様および当院スタッフの感染拡大予防のために、急を要さない治療については緊急事態宣言の状況を鑑みて延期をさせて頂きたいと考えております。該当する患者様には当院より順次ご連絡させて頂きます。
何卒ご理解ご協力の程宜しくお願い致します。
何かご不明点等ございましたらお電話でお問い合わせください。
診療室内での感染予防のための処置
・ 受付スタッフも感染予防のため、マスク、グローブ、ゴーグルをつけてご対応させていただきます。
・受付には飛沫を防ぐためのビニールカーテンを設置しております。
・デントジアを用いて加湿を行い、ウィルスの除去に努めています。
・テーブルにラッピングを行い患者様ごとに交換しております。
・患者様に使用するタオルはディスポーザブルのものに変更いたしました。
・口腔外バキュームを使用し、粉塵等の飛散、エアロゾルの発生を抑えて治療を行っております。
・より厳格に滅菌を行うため、最短4分で滅菌を行えるクラスSの滅菌機を新たに導入いたしました。当院にはクラスB、クラスS、クラスN、計3台の滅菌機をそろえております。
消毒用アルコールが不足しているため、次亜塩素酸水(デントジア)、77%エタノールを用いて清拭を行っています。