みなさんこんにちは
みどり 中山 デンタルクリニック 院長伊藤です
寒くなってきましたが風邪予防はしていますでしょうか?
本日は前回の入れ歯の続きでいろいろな入れ歯をご紹介と思いましたが
皆様入れ歯ってどういうふうに作るか知っていますか?
今回は意外と知られていない入れ歯作りを少しご紹介したいと思います
まず入れ歯を作る工程には5つの段階があります。
1、入れ歯の予備の型取り
2、入れ歯の精密な型取り
3、入れ歯の噛み合わせの型取り
4、人工の歯を並べて歯並及び口元の状態のチェック
5、完成
最低でも5回の工程が必要となります
今回は入れ歯の型どりについて詳しくお話しします
1、入れ歯の予備の型取り
上の写真の既成のトレーで型取りをし、
その模型から患者さんに合ったオーダーメイドの型取りのトレーを作ります。(下の写真)
既成のトレーで作った入れ歯は大きくなりすぎたり、小さく出来上がったりします。
後々のトラブルをなくすためにはこのオーダーメイドのトレーは必ず必要となります。
2、入れ歯の精密な型取り
オーダーメイドのトレーを使用し、筋肉の動きに合わせて、筋形成という治療をしていきます。(上の写真)
この治療を行うことで、喋った時、物を噛んだ時に口、舌の動きをじゃましない形にします。
筋形成は口腔内の解剖学的形態を熟知しているのはもちろんの事、
コンパウンドと呼ばれる材料を上手に扱える必要があるため
かなり熟練した技術が必要となります。
筋形成の後、型取りをします(下の写真)
ここまでで大体2週間〜1ヶ月位かかります
完成が楽しみですね
次回は3と4についてお話しします。
入れ歯についてご相談やご質問がある方はお気軽にご連絡くださいね
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